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もりやま歴史と触れ合いながらじっくりウォーキング【守山市観光コース】




もりやま歴史散策ウォーキングコース【守山市観光コース】

もりやま歴史と触れ合いながらじっくりウォーキング【守山市観光コース】

JR守山駅からコース総距離:10km

JR守山駅から出発し、古き良き建造物や文化財が多く残る街を散策。
一つずつ歴史を紐解いて。

JR琵琶湖線JR守山駅→金森御坊(かねがもりごぼう)→蓮生寺(れんしょうじ)大庄屋諏訪家屋敷→観音寺→蜊江神社(つぶえじんじゃ)→近江妙蓮公園/近江妙蓮資料館→JR守山駅

JR守山駅

JR琵琶湖線JR守山駅

JR守山駅(もりやまえき)は、滋賀県守山市梅田町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線の駅である。
「JR琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。
JR通勤型特急びわこエクスプレス関空特急はるかの停車駅でもある。

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金森御坊(かねがもりごぼう)

【懸所宝塔】国重要文化財 道西の道場跡で蓮如上人に関する遺宝が保存され、境内には「懸所宝塔」と呼ばれる国重要文化財があります。 境内隅に立つ懸所宝塔はよく知られた石造宝塔で、国指定の重要文化財です。 高さ3.83mの鎌倉時代の作品で、江戸時代に近所から移されたといわれています。土台は真四角の4つの石で、その上に欄干(らんかん)をイメージさせる円形の塔身が乗っています。 土台の側面にはくっきりと孔雀(くじゃく)が彫られています。 屋根と相輪(そうりん)も完全に残っており、全体的に均整のとれた美しい姿です。 数多くある近江の石造宝塔の中でも、もっとも優れたものの1つです。

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蓮生寺(れんしょうじ)

蓮生寺

蓮生寺は、金森の道西とともに蓮如に「左右の手」と称された弟子・了西を初代とし、以来湖南地域の本願寺門徒たちの間で中心的な役割を担ってきた寺院です。 境内では、春にサクラ・ツツジ、秋にタラヨウ(ハガキの木)の果実が見ごろを迎えます。 周辺に残る土塁は「三宅城(みやけじょう)」の址(あと)で、元亀2年(1571年)守山の門徒たちが本願寺と敵対していた織田信長に対して蜂起したときの本陣・金森城の出城の址です。 その後元和元年(1615年)に本堂が再建され、初期真宗寺院の様式を残す古風な姿を今に伝えています。 また、飛び地境内にある薬師堂には、木造仏頭(平安時代・国重文)が安置されています。

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大庄屋諏訪家屋敷

大庄屋諏訪家屋敷

【日本遺産・市指定文化財】 諏訪家に残る系図によると、諏訪家は永正(えいしょう)年間(1500年ごろ)に、諏訪左近将監(さこんしょうげん)長治(おさはる)(小笠原貞朝次男)が信州より来たことに始まると伝えられていますが、確かなことは分かっていません。 諏訪家の事がはっきりとわかるようになるのは、江戸時代に入ってからのこととなります。 諏訪家がある赤野井村は元和(げんな)9年(1623)に成立して幕末まで存続した淀藩(よどはん)の近江国内での飛び地領地でした。諏訪家は、淀藩(よどはん)領で「大庄屋」をつとめ、代々農民の指導者となってきました。 明治維新後、諏訪家当主諏訪安明(やすあき)は、大津県につづき滋賀県に出仕し、その後、初代野洲郡長に任命、その子安敬(やすたか)も玉津村長に選任されるなど、地方自治にも功績を尽くしてきました。 茶室、土蔵、苔のむす庭園など、大庄屋の屋敷建造物が当時の形で残されています。 広大な敷地には江戸時代の庄屋屋敷の特徴が残された主屋や書院、茶室、土蔵などがあり、まるでタイムスリップしたかのようです。 夏には庭の半夏生が見頃となり、毎年素晴らしい景色を見せてくれます。

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観音寺

天平元年(729)、聖武天皇の勅願を受けた慶俊 (大和大安寺の僧)が地元の官領と協力して伽藍 (寺院の建物)を建立し、自ら彫刻した聖観音菩薩像を安置した寺院です。 山門からやや離れたところに植樹されたフジは、「平治の乱」(1159)で父が平清盛に敗北し、逃亡中だった源頼朝(1147-1199)が平氏打倒を祈願して植樹したものと伝えられています。 後にその祈願が満願成就し、頼朝は観音寺に広大な土地を寄付して大伽藍を建てました。 当時の建物は兵火に遭って焼失しましたが、天文5年(1536)西教寺第4代・真叡上人を招いて再興され、現在の寺号に改められました。 近年では、明智光秀の家臣である藤田伝吾の家系図が見つかり、地域の歴史の新発見として地元住民の間で盛り上がりを見せています。

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蜊江神社(つぶえじんじゃ)

蜊江神社

蜊江神社では「オツブさん」、つまりタニシ(蜊)を神の使いとして祀っています。 この地は、古くから大雨のたびに、野洲川の氾濫による水害を被ってきました。江戸時代の1721年にも堤防が破れ、社殿が流されてしまうという大規模な洪水が起こりました。しかし、タニシの付着した神輿が社殿の前で止まったため、幸いにも祭神は流されることはありませんでした。以来、タニシに感謝した人々は、御蜊様(おつぶさま)と呼び、神の使いとして大切にするようになったといわれています。 境内の大きな池は「御蜊様池」といい、もとはタニシを保護するための人工池でした。 現在池は枯れてしまいましたが、その後植えられたショウブは初夏になると鮮やかな花を咲かせます。 神仏習合当時の地蔵院を残す珍しい神社で、境内には県指定文化財の鰐口など多数の文化財があります。

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近江妙蓮公園/近江妙蓮資料館

守山市の市花である近江妙連が見られる、蓮池を配した日本庭園を中心とした都市公園です。 慈覚大師が中国から持ち帰ったと伝えられる近江妙連は滋賀県の天然記念物にも指定されています。 約1か月かけて咲く妙蓮は、一茎に2~12の花群が見られ、2000~8000枚もの花びらをつける珍しい花です。 資料館には、妙蓮の歴史を知る上では、日本唯一の資料である、400点以上の古文書の一部を展示しています。 見頃は7月上旬~8月上旬頃。見頃に合わせて早朝・夜間開館が行われます。 大人⇒220円 小・中・障がいのある方・65歳以上の方⇒110円 乳幼児⇒無料 ※心身に障害のある方の付添いの方1名無料
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JR琵琶湖線JR守山駅

JR守山駅(もりやまえき)は、滋賀県守山市梅田町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線の駅である。
「JR琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。
JR通勤型特急びわこエクスプレス関空特急はるかの停車駅でもある。